善光寺の銅像に歴史があった

長野県の超有名観光スポットである善光寺に行ってきました。「牛に引かれて善光寺。」と言われるように、一生に1回は行っておくべき観光地です。そこで思わぬ場所から歴史を感じる事ができました。

【長野に着いた時の感想。】
長野に初めて行った時に、私が抱いている長野のイメージは田舎っぽくてのどかというものでした。

長野の観光地は古くからある神社や自然が主なので、都会的な事は想像していませんでした。
しかし、長野駅に到着するとそのイメージは壊れました。長野市は県庁所在地があるからだと思いますが、駅は広くてきれいでした。田舎っぽいとか、古いとかは感じませんでした。長野の中心の駅なのでそれが当たり前だと思いますが、長野に抱くイメージとは違ったので意外に感じました。

【善光寺へ。少しずつタイムスリップ。】
長野駅に着いてからすぐに善光寺へ行きました。どうやって善光寺に辿り着いたかは忘れてしまいましたが、簡単に辿り着いたと思います。簡単に辿り着いたけども、善光寺の参道は古き良き日本というような感じがしました。

参道は一本の道が真っ直ぐと善光寺に続いており、昔からあるような風景でした。整備がされていてきれいでしたが、昔を再現するようや町並みでした。タイムスリップした感じです。

参道には昔から店がひしめきあっていて、お土産を買う人や食事をする人をもてなしていたんだなというのが分かりました。現代感がある長野駅でしたが、善光寺は私の期待通りの古き良き長野でした。

【もっとも歴史を感じた牛の銅像。】
善光寺の中で、もっとも歴史を感じたのは牛の銅像でした。善光寺にはそれが境内にあり、みんなが触れるようになっていました。牛の色は黒みがかかった銅です。

しかし、牛の鼻の上や頭は、一部分が金でした。これは観光客が牛の銅像をなでなでしたり、触ったりしているため銅が磨かれて作られた当時の色を保っているんだなというのが理解できました。

銅像がいつ作られたかは分かりませんが、ずっと昔から観光客が来ては牛を撫でていたかと思うと、歴史を感じました。
参道は古くても整備できます。お寺も改修できます。そして、前の古いものはリューアルできます。しかし、銅像のみんなから愛されてきた証拠は、隠せないと思いました。これこそ歴史ある場所の証拠です。

長野はおおらかで田舎っぽくて良いというイメージは長野旅行で変わりませんでしたが、そこに歴史の証明のようなものを牛の銅像から見いだせました。